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首里織(しゅりおり)は、沖縄県でつくられる織物です。主要製造地域は那覇市、中頭郡西原町、島尻郡南風原町。昭和58年4月27日に伝統的工芸品に指定され、主な製品は着物地、帯、テーブルセンターです。

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首里織と名乗れる条件
経済産業大臣の告示で決められた、伝統的工芸品の条件です(文言は告示のまま)。
技術・技法
- 1 首里絣にあっては、次の技術又は技法により製織されたかすり織物とすること。
- (1)先染めの平織りとすること。
- (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
- (3)かすり糸の染色法は、「手結」、「織締め」、又は「手くくり」によること。
- 2 首里花織にあっては、次の技術又は技法により製織された紋織物とすること。
- (1)先染めの平織りとすること。
- (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
- (3)紋は、「花綜絖」又は「縫取り杼」を用いて表わすこと。
- 3 首里道屯織にあっては、次の技術又は技法により製織された紋織物とすること。
- (1)先染めの平織りとすること。
- (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
- (3)紋は、4枚以上の綜絖を用いて表わすこと。
- 4 首里花倉織にあっては、次の技術又は技法により製織された紋織物とすること。
- (1)先染めの平織りと搦み織りの混合組織織りとすること。
- (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
- (3)紋は、「花綜絖」及び「絽綜絖」を用いて表わすこと。
- 5 首里ミンサーにあっては、次の技術又は技法により製織された紋織物とすること。
- (1)先染めの経畝織りとすること。
- (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」又は「板杼」を用いること。
- (3)紋は、「綾竹」又は「花綜絖」を用いて表わすこと。
原材料
- 使用する糸は、生糸、玉糸、真綿の手つむぎ糸、綿糸、麻糸又は芭蕉糸とすること。
条件に出てくる言葉の意味
先染め
糸を先に染めてから織る方法。織り上がった布を染める方法(後染め)と区別されます。
平織り
たて糸とよこ糸を1本ずつ交互に交差させる、いちばん基本的な織り方。
紋織物
織り方を変えることで、模様を織り出した織物。
かすり(絣)
糸の一部を染め分けておき、織り上げたときに模様が浮かび上がるようにした織物。
手くくり
糸の染めたくない部分を、ひもなどで手で巻いてしばり、染料が入らないようにすること。
織締め
絣にする糸を、別の糸で固く織り締めておき、染まらない部分をつくる方法。
生糸
繭から引き出したままの絹糸。
玉糸
2匹の蚕が一緒につくった繭(玉繭)から引いた、節のある太めの糸。
真綿
繭を煮てやわらかくし、引き伸ばして綿のようにしたもの。
手つむぎ糸
真綿などから、手で少しずつ引き出してよりをかけた糸。
杼(ひ)
よこ糸を巻いて、たて糸の間に通すための、舟の形をした道具。
手投杼
杼を、手で左右に投げ入れて織る方法。
芭蕉
糸芭蕉という植物。茎の繊維から糸をとり、芭蕉布を織ります。
※染織の一般的な説明です。品目ごとの細かな技法は産地組合にお問い合わせください。
首里織の特徴
織から絣に至るまで、多彩に織られるのが、首里織の特徴です。
手元の首里織を確かめるには
反物の端やたとう紙の中に、証紙が残っていないか探してみてください(証紙の見つけ方)。産地について確かめたいときは、産地組合の那覇伝統織物事業協同組合に問い合わせる方法もあります。
同じ産地の品目は沖縄県の伝統的工芸品(13品目)から探せます。たとえば八重山ミンサー、八重山上布。
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出典・データの取得日
- 伝統工芸 青山スクエア(一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会)「首里織」(2026-09-18取得)
- 指定条件:経済産業大臣による伝統的工芸品の指定の告示





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