京友禅とは|見分け方・産地・売る前に確かめたいこと

京友禅とは 産地と品目から調べる

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京友禅(きょうゆうぜん)は、京都府でつくられる染色品です。主要製造地域は京都市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、久世郡久御山町。昭和51年6月2日に伝統的工芸品に指定され、主な製品は着物地、コート、羽織です。

博物館に展示された着物
博物館に展示された着物 写真:Savannah Rivka(CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ)
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京友禅と名乗れる条件

経済産業大臣の告示で決められた、伝統的工芸品の条件です(文言は告示のまま)。

技術・技法
  • 1 手描友禅にあっては、次の技術又は技法によること。
  • (1)図柄は、友禅模様を基調とすること。
  • (2)下絵は、青花等を用いて描くこと。
  • (3)防染をする場合には、糸目のり、「堰出しのり」、伏せのり又はろう描きによること。
  • (4)「挿し」、「彩色」及び描き染めには、筆又ははけを用いること。
  • 2 型友禅にあっては、次の技術又は技法によること。
  • (1)型紙は、柿渋を用いて手漉和紙をはり合わせた地紙又はこれと同等の地紙に友禅模様を彫刻したものとすること。
  • (2)型付けは、手作業により柄合わせすること。
原材料
  • 生地は、絹織物とすること。

条件に出てくる言葉の意味

柄合わせ
絣の模様がずれないよう、織りながら糸の位置を合わせること。
型紙
模様を彫った紙。和紙を柿渋ではり合わせて、丈夫にしたものが使われます。
柿渋
渋柿の汁を発酵させたもの。紙を丈夫にし、水に強くします。
友禅
布に、のりで輪郭をとりながら、筆などで模様を描いて染める方法。
糸目のり
友禅で、模様の輪郭に細く置くのり。色が隣にしみ出さないようにします。
伏せのり
地色を染めるときに、模様の部分をのりで覆って、染まらないようにすること。
防染
染料が入らないようにする工夫。のりを置く、糸でしばる、板で締めるなどの方法があります。
※染織の一般的な説明です。品目ごとの細かな技法は産地組合にお問い合わせください。

京友禅の特徴

花鳥山水等を写した京友禅は、日本の着物の代名詞になっているといっても言い過ぎではないでしょう。

手元の京友禅を確かめるには

反物の端やたとう紙の中に、証紙が残っていないか探してみてください(証紙の見つけ方)。産地について確かめたいときは、産地組合の京友禅協同組合連合会に問い合わせる方法もあります。

同じ産地の品目は京都府の伝統的工芸品(7品目)から探せます。たとえば京鹿の子絞京小紋

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