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本塩沢(ほんしおざわ)は、新潟県でつくられる織物です。主要製造地域は南魚沼市。昭和51年12月15日に伝統的工芸品に指定され、主な製品は着物地です。

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本塩沢と名乗れる条件
経済産業大臣の告示で決められた、伝統的工芸品の条件です(文言は告示のまま)。
技術・技法
- 1 次の技術又は技法により製織されたかすり織物とすること。
- (1)先染めの平織りとすること。
- (2)たて糸のかすりとよこ糸のかすりとを手作業により柄合わせし、かすり模様を織り出すこと。
- 2 地糸に使用するよこ糸は、米のりその他の植物性糊料を用いる「のり付け」をした後、「追ねん」をすること。
- 3 かすり糸の染色法は、「手くくり」、「手摺り込み」、「板締め」又は「型紙なせん」によること。
- 4 しぼ出しは、「湯もみ」によること。
原材料
- 使用する糸は、生糸とすること。
条件に出てくる言葉の意味
先染め
糸を先に染めてから織る方法。織り上がった布を染める方法(後染め)と区別されます。
平織り
たて糸とよこ糸を1本ずつ交互に交差させる、いちばん基本的な織り方。
かすり(絣)
糸の一部を染め分けておき、織り上げたときに模様が浮かび上がるようにした織物。
手くくり
糸の染めたくない部分を、ひもなどで手で巻いてしばり、染料が入らないようにすること。
板締め
糸や布を、模様を彫った板ではさんで締め、染まらない部分をつくる方法。
柄合わせ
絣の模様がずれないよう、織りながら糸の位置を合わせること。
手摺り込み
はけなどで、染料を糸や布に直接すり込んで染めること。
型紙なせん(捺染)
型紙を使って染料やのりをのせ、模様を染める方法。
型紙
模様を彫った紙。和紙を柿渋ではり合わせて、丈夫にしたものが使われます。
生糸
繭から引き出したままの絹糸。
湯もみ
織り上げた布を湯の中でもみ、布の表面に細かな凹凸(しぼ)を出すこと。
しぼ
布の表面の細かな凹凸。ちりめんや縮(ちぢみ)などに見られます。
追ねん
糸に、さらに撚り(ねじり)を加えること。
※染織の一般的な説明です。品目ごとの細かな技法は産地組合にお問い合わせください。
本塩沢の特徴
生糸を使用し、緯糸に強い撚(よ)りをかけて織り上げた後、湯の中でもんで出すシボの立った生地の風合いが特徴の絹織物です。
手元の本塩沢を確かめるには
反物の端やたとう紙の中に、証紙が残っていないか探してみてください(証紙の見つけ方)。産地について確かめたいときは、産地組合の塩沢織物工業協同組合に問い合わせる方法もあります。
同じ産地の品目は新潟県の伝統的工芸品(7品目)から探せます。たとえば羽越しな布、塩沢紬。
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出典・データの取得日
- 伝統工芸 青山スクエア(一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会)「本塩沢」(2026-09-18取得)
- 指定条件:経済産業大臣による伝統的工芸品の指定の告示





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