秩父銘仙とは|見分け方・産地・売る前に確かめたいこと

秩父銘仙とは 産地と品目から調べる

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秩父銘仙(ちちぶめいせん)は、埼玉県でつくられる織物です。主要製造地域は秩父市、秩父郡横瀬町、秩父郡小鹿野町、秩父郡皆野町、秩父郡長瀞町。平成25年12月26日に伝統的工芸品に指定され、主な製品は着物地、和洋装小物類、室内用品です。

博物館に展示された着物
博物館に展示された着物 写真:Savannah Rivka(CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ)
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秩父銘仙と名乗れる条件

経済産業大臣の告示で決められた、伝統的工芸品の条件です(文言は告示のまま)。

技術・技法
  • 1 無地銘仙及び縞銘仙にあっては、次の技術又は技法により製織された織物とすること。
  • (1) 先染めの平織りとすること。
  • (2) 糸の精練及び染色は浸染によること。
  • (3) よこ糸の打ち込みには、「手投杼(ひ)」若しくは「踏木による飛杼(ひ)」又は有杼(ゆうひ)織機を用いること。
  • 2 模様銘仙にあっては、次の技術又は技法により製織された織物とすること。
  • (1) 平織りとすること。
  • (2) 糸の精練及び染色は浸染によること。
  • (3) たて糸は、仮織りした後、「解(ほぐ)し捺染(なつせん)」を行うこと。
  • (4) よこ糸の打ち込みには、「手投杼(ひ)」若しくは「踏木による飛杼(ひ)」又は有杼(ゆうひ)織機を用いること。
  • (5) 製織は、「解(ほぐ)し織り」によること。
原材料
  • 使用する糸は、生糸、玉糸若しくは真綿のつむぎ糸又はこれらと同等の材質を有する絹糸とすること。

条件に出てくる言葉の意味

先染め
糸を先に染めてから織る方法。織り上がった布を染める方法(後染め)と区別されます。
平織り
たて糸とよこ糸を1本ずつ交互に交差させる、いちばん基本的な織り方。
型紙なせん(捺染)
型紙を使って染料やのりをのせ、模様を染める方法。
生糸
繭から引き出したままの絹糸。
玉糸
2匹の蚕が一緒につくった繭(玉繭)から引いた、節のある太めの糸。
真綿
繭を煮てやわらかくし、引き伸ばして綿のようにしたもの。
杼(ひ)
よこ糸を巻いて、たて糸の間に通すための、舟の形をした道具。
手投杼
杼を、手で左右に投げ入れて織る方法。
浸染
染料の液に、糸や布をひたして染める方法。
※染織の一般的な説明です。品目ごとの細かな技法は産地組合にお問い合わせください。

手元の秩父銘仙を確かめるには

反物の端やたとう紙の中に、証紙が残っていないか探してみてください(証紙の見つけ方)。産地について確かめたいときは、産地組合の秩父銘仙協同組合に問い合わせる方法もあります。

同じ産地の品目は埼玉県の伝統的工芸品(2品目)から探せます。たとえば行田足袋

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