阿波正藍しじら織とは|見分け方・産地・売る前に確かめたいこと

阿波正藍しじら織とは 産地と品目から調べる

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阿波正藍しじら織(あわしょうあいしじらおり)は、徳島県でつくられる織物です。主要製造地域は徳島市。昭和53年7月22日に伝統的工芸品に指定され、主な製品は着物地、のれん、ランチョンマット、ネクタイ、ハンカチ、タペストリーです。

呉服店に並ぶ反物と着物
呉服店に並ぶ反物と着物 写真:Asturio Cantabrio(CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ)
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手元の着物が阿波正藍しじら織かどうか、自分で見分けるのは難しいもの。証紙と一緒に出せば、査定で見てもらえます。
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阿波正藍しじら織と名乗れる条件

経済産業大臣の告示で決められた、伝統的工芸品の条件です(文言は告示のまま)。

技術・技法
  • 1 次の技術又は技法により製織されたしぼ出し織物とすること。
  • (1)先染めの平織りと緯畝織りとの混合組織織りとすること。
  • (2)たて糸は、「地たて糸」と「たたえ糸」とし、「地たて糸」及び「たたえ糸」の綜絖通し及び筬羽への引込みは、手作業により行うこと。
  • (3)「地たて糸」と「たたえ糸」との張力差を均一に保つよう「綾竹」の位置の調整を行いつつ製織すること。
  • (4)しぼ出しは、「湯もみ」によること。
  • 2 染色は、手作業による浸染とすること。この場合において、染料は、藍を原料とする植物性染料とすること。
原材料
  • 使用する糸は、綿糸とすること。

条件に出てくる言葉の意味

先染め
糸を先に染めてから織る方法。織り上がった布を染める方法(後染め)と区別されます。
平織り
たて糸とよこ糸を1本ずつ交互に交差させる、いちばん基本的な織り方。
筬(おさ)
たて糸の間隔をそろえ、通したよこ糸を打ち込む、くしのような道具。
湯もみ
織り上げた布を湯の中でもみ、布の表面に細かな凹凸(しぼ)を出すこと。
しぼ
布の表面の細かな凹凸。ちりめんや縮(ちぢみ)などに見られます。
植物性染料
草木の根・樹皮・葉などからとった染料。
浸染
染料の液に、糸や布をひたして染める方法。
※染織の一般的な説明です。品目ごとの細かな技法は産地組合にお問い合わせください。

手元の阿波正藍しじら織を確かめるには

反物の端やたとう紙の中に、証紙が残っていないか探してみてください(証紙の見つけ方)。産地について確かめたいときは、産地組合の阿波しじら織協同組合に問い合わせる方法もあります。

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