与那国織とは|見分け方・産地・売る前に確かめたいこと

与那国織とは 産地と品目から調べる

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与那国織(よなぐにおり)は、沖縄県でつくられる織物です。主要製造地域は八重山郡与那国町。昭和62年4月18日に伝統的工芸品に指定され、主な製品は着物地、帯、飾布です。

呉服店に並ぶ反物と着物
呉服店に並ぶ反物と着物 写真:Asturio Cantabrio(CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ)
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与那国織と名乗れる条件

経済産業大臣の告示で決められた、伝統的工芸品の条件です(文言は告示のまま)。

技術・技法
  • 1 与那国ドゥタティにあっては、次の技術又は技法により製織されたしま織物とすること。
  • (1)先染めの平織りとすること。
  • (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
  • (3)かすり糸を使用する場合には、かすり糸の染色法は、「手くくり」によること。
  • 2 与那国花織にあっては、次の技術又は技法により製織された紋織物とすること。
  • (1)先染めの平織りとすること。
  • (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
  • (3)紋は「花綜絖」を用いて表わすこと。
  • (4)かすり糸を使用する場合には、かすり糸の染色法は、「手くくり」によること。
  • 3 与那国カガンヌブーにあっては、次の技術又は技法により製織されたかすり織物とすること。
  • (1)先染めのたてうね織とすること。
  • (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」又は「板杼」を用いること。
  • (3)かすり糸の染色法は、「手くくり」によること。
  • 4 与那国シダディにあっては、次の技術又は技法により製織された紋織物とすること。
  • (1)先染めの平織物とすること。
  • (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
  • (3)紋は、「花綜絖」を用いて表わすこと。
原材料
  • 使用する糸は、絹糸、綿糸、麻糸又は芭蕉糸とすること。

条件に出てくる言葉の意味

先染め
糸を先に染めてから織る方法。織り上がった布を染める方法(後染め)と区別されます。
平織り
たて糸とよこ糸を1本ずつ交互に交差させる、いちばん基本的な織り方。
紋織物
織り方を変えることで、模様を織り出した織物。
かすり(絣)
糸の一部を染め分けておき、織り上げたときに模様が浮かび上がるようにした織物。
手くくり
糸の染めたくない部分を、ひもなどで手で巻いてしばり、染料が入らないようにすること。
杼(ひ)
よこ糸を巻いて、たて糸の間に通すための、舟の形をした道具。
手投杼
杼を、手で左右に投げ入れて織る方法。
芭蕉
糸芭蕉という植物。茎の繊維から糸をとり、芭蕉布を織ります。
※染織の一般的な説明です。品目ごとの細かな技法は産地組合にお問い合わせください。

与那国織の特徴

与那国織は、紋織物の板花織シダティや優美さを秘めた与那国花織、人々の日常着として今に伝わる平織物のドゥタティ、うね織物のカガンヌブー等、風土と人々の真心によって染め織り上げられた、素朴な手作りの一品です。

手元の与那国織を確かめるには

反物の端やたとう紙の中に、証紙が残っていないか探してみてください(証紙の見つけ方)。産地について確かめたいときは、産地組合の与那国町伝統織物協同組合に問い合わせる方法もあります。

同じ産地の品目は沖縄県の伝統的工芸品(13品目)から探せます。たとえば八重山ミンサー八重山上布

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