八重山上布とは|見分け方・産地・売る前に確かめたいこと

八重山上布とは 産地と品目から調べる

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八重山上布(やえやまじょうふ)は、沖縄県でつくられる織物です。主要製造地域は石垣市、八重山郡竹富町。平成1年4月11日に伝統的工芸品に指定され、主な製品は着物地、帯、タペストリー、のれんです。

帯の展示
帯の展示 写真:Bruno Cordioli from Milano, Italy(CC BY 2.0、ウィキメディア・コモンズ)
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八重山上布と名乗れる条件

経済産業大臣の告示で決められた、伝統的工芸品の条件です(文言は告示のまま)。

技術・技法
  • 1 次の技術又は技法により製織されたかすり織物とすること。
  • (1)先染めの平織りとすること。
  • (2)よこ糸の打ち込みには、「手投杼」を用いること。
  • 2 かすり糸の染色法は、「手くくり」又は「手摺り込み」によること。
原材料
  • 使用する糸は、ちょ麻糸又は「手うみ」のちょ麻糸とすること。

条件に出てくる言葉の意味

先染め
糸を先に染めてから織る方法。織り上がった布を染める方法(後染め)と区別されます。
平織り
たて糸とよこ糸を1本ずつ交互に交差させる、いちばん基本的な織り方。
かすり(絣)
糸の一部を染め分けておき、織り上げたときに模様が浮かび上がるようにした織物。
手くくり
糸の染めたくない部分を、ひもなどで手で巻いてしばり、染料が入らないようにすること。
手摺り込み
はけなどで、染料を糸や布に直接すり込んで染めること。
手うみ
麻などの細く裂いた繊維を、手で1本ずつつないで長い糸にすること。
杼(ひ)
よこ糸を巻いて、たて糸の間に通すための、舟の形をした道具。
手投杼
杼を、手で左右に投げ入れて織る方法。
※染織の一般的な説明です。品目ごとの細かな技法は産地組合にお問い合わせください。

八重山上布の特徴

図柄は他の沖縄織物と同じ琉球絣を用います。

手元の八重山上布を確かめるには

反物の端やたとう紙の中に、証紙が残っていないか探してみてください(証紙の見つけ方)。産地について確かめたいときは、産地組合の石垣市織物事業協同組合に問い合わせる方法もあります。

同じ産地の品目は沖縄県の伝統的工芸品(13品目)から探せます。たとえば八重山ミンサー知花花織

よく比べられる品目との違い:宮古上布と八重山上布の違い

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